☆陣場野(徳川家康最後陣跡)☆
陣場野(徳川家康最後陣跡)
【所在地:関ヶ原町字陣場野】
家康は初め桃配山にいたが、午前十時頃にここ陣場野に移った。ここは「御陣場ト唱フル野凡ソ壹町六段壹畝餘ノ内壹畝拾歩程松ヲ植ヱ中央ヲ御床几場ト申傳候處當時地頭ヨリ圍ヒ被申付候事」(『関ヶ原明細書上帳』)とあるように、中央部分(写真奥)は「御床几場」と呼ばれており、二回目の首実検場でもある(一番首は桃配山、最後は藤川台)。また、地名の「陣場野」は家康が陣を置いたことからこう呼ばれたもので、最初に布陣した桃配山からは西へ二十一町(約2300m)のところにある。なお、ここに隣接して田中吉政陣跡の碑も建てられている。

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